展示会に出展する時には専門の業者にブースの作成を依頼するというケースが一般的ですが、それが海外の展示会となれば話は別です。
そもそも対応している業者があるのかという点から気になるのではないでしょうか。
業者ごとに対応している範囲やサービス内容には必ず違いがあり、国内外対応かどうかはチェックして絞り込むようにしておきましょう。
依頼できる先かやメリットについて
インターネットの普及により商品やサービスのアピールもインターネットを使うことが当たり前であり主流となった今の時代ですが、昔ながらの展示会は今でも有効な手段とされています。
インターネットでのアピールとは異なり手間もかかり、コスト面の負担も大きいなど一見すると良い点はないと感じてしまいがちですが、展示会にしかないメリットは多岐に渡ります。
まず直接商品やサービスを目にしたり手に取ることができるというのは、消費者にとって商品やサービスが信頼できるのかを判断する大きな決め手となることは確かです。
数多くの中から自社のものを選ばれるためにも、必須と言えるのではないでしょうか。
ブースがいかに目を惹き興味を持ってもらえるデザイン性があるのかという点も、成功するかどうかに大きな影響を与えることになります。
他社との区別化を図るためにも、業者に依頼するという場合も多いでしょう。
日本国内で依頼先を探すとなれば、選択肢が豊富にあるというのはもちろんのこと安心感もあります。
しかしいざ海外となれば慣れない遠く離れた場所ということもあり、成功させることができるか出展自体に不安を感じてしまうのは当然のことではないでしょうか。
その際には業者は最も頼りになる存在である必要があり、依頼先選びは本当に重要なポイントとなってきます。
海外の展示会場となれば、日本とは勝手が違う点が多くなっており、国や場所により規約や設備の違いも大きいです。
依頼する場合には海外の展示会への出店の経験が豊富にあるのかをチェックすると同時に、出展したい国や場所での経験や実績があるのかを確認しておくようにしましょう。
豊富な経験と知識があり、様々な状況に応じて臨機応変で柔軟な対応ができる先を選ぶべきです。
当然のことですが、言葉の壁がないということもポイントです。
現地のパートナー施工業者と直接やり取りすることができれば、情報もスピーディーであり正確に伝えることができるので、イメージとかとなるということも防げます。
現地まで行き施工管理を行ってもらうことで現場で発生したトラブルや変更があった時にも、迅速に連絡してもらうこともできるというメリットもあります。
金銭面の違いと期間にも注目しておく
日本以外での出展となれば当然気になるのは、金銭面の違いではないでしょうか。
基本的に装飾費用と各国の物価は比例しており、出展する国によってコストには大きな違いが生まれることになります。
それだけではなく、依頼先によって手数料や施工期間の違いもあるので良く比較してから選ばなくてはなりません。
日本国内での出展には慣れているとなれば油断してしまいがちですが、遠く離れた場となれば何が起きるかわかりません。
トラブルやハプニングが起きれば、かなり大幅に完成か先に伸びてしまう恐れもあります。
想定してあおるよりも準備に時間がかかるケースが多いので、かなり余裕を持っておくべきです。
海外対応で注意すべきポイントについて
海外の展示に対応していると謳っている会社は近年では珍しくはなくなりましたが、その中には下請け会社や孫請け会社を通し、海外の施工会社に発注しているだけという仲介の役割しか行なっていないケースも珍しくありません。
そうなれば当然中間マージンが発生してしまい、本来の原価とは比べ物にならない費用が発生してしまうことになります。
現地の施工会社と直接的な関係があり取引をしているのかや、全てを自社で行なっているのかに注目して選ぶことが大切です。
日本以外にも出展することにより、商品やサービスを世界的に広めていくことができ、大きな成功へと繋げられる可能性はかなり高いです。
国内の場合には市場調査が多くなっていることに対し、海外では商談を目的という消費者が多くなっているので展示会場でも次々と商談が進んでいくことになります。
その場合には折角のチャンスを棒にふらないためにも、言葉の壁にも気をつけておくようにしましょう。
日本との違いが多く国や地域により出展ルールにも違いはあり、人気のブースの施工も異なったりルールの違いもあります。
仕方も様々です。依頼先を選ぶ時には、国内外に対応しているという理由や、安いというだけで判断して決めてしまうのではなく、本当に信頼できるのかをよく比較してから決めるように心がけておく必要があります。
以来先は年々増えており需要が高まっているからこそ、選択肢が増えて悩むのは当然のこととなっています。
実績があり相談にもしっかり乗ってくれるのかはもちろんのこと、提案力もありその国や地域の特徴を理解している先を選んでおくように心がけましょう。