Skip to content
公開日:2019/07/01  最終更新日:2019/06/10

展示会で使用する映像を展示会業者に依頼してみよう

各企業・ブースによって展示方法も違えば売り出し方も多種多様で、やはり効果的なのは映像を使っての説明や紹介です。

人間は視覚に入ってくる情報が全体の8割を占めていると言われるほどで、どれだけ有用かは説明するまでもないでしょう。

これらを使ってより効果的に宣伝するためには、また効果的な内容とはどのようなものかを解説します。

 

企業・商品によって展開方法を変化させよう

一言で映像と言っても、何をテーマに取り上げるかによってその仕上がりは大きく変わってきます。最も代表的な例で言えば商品説明や紹介、また企業の事業紹介や説明などが挙げられるでしょう。

ただし、展示会の規模や期間などによってはこれらのテーマが適さない場合もあります。業界を絞ってのイベントや、BtoBの場合は事業説明よりも具体的な商品説明や、それら商品を使っての展開方法を知りたがっている顧客のほうが多いでしょう。

ですから、展示のテーマや獲得したいリード客を想定した上で内容を展開していくことが求められます。さらに、その場合映像を制作する際に必要な素材も必要になってくるでしょう。

実際に商品として展開されているシーン、利用・導入しての感想なども盛り込むとより具体的になり、顧客の目を引くコンテンツとなります。さらに、以前とは仕様が異なるものを取り入れている場合や、根強い人気を誇っている商品などは、以前の展示会での反響や様子を動画に収めておき、それらを含めるとより効果的です。

こうした動画というのは一朝一夕に用意できるものではありませんから、日頃から展示を意識したコンテンツ作りを念頭に置き、動画素材を用意しておくことがおすすめです。

 

自主制作よりもプロに依頼するのがベスト

今ではPCやスマートフォンでさえ動画編集ができる時代になっており、自分・自社で制作してみようと考えている人も多いでしょう。しかし、これはあくまで一般向けの動画作成に限った話であり、第三者から見ても分かりやすく魅力あるコンテンツになるとは限りません。だからこそ、プロである業者に制作を任せたほうが良いのです。

業者といってもその種類はさまざまで、直接会っての打ち合わせを繰り返しながら制作するパターンもあれば、提示されたテンプレートに沿った内容に仕上げる業者もいます。

メールや電話でのやり取りだけで制作できる制作事務所も少なくないため、時間や予算に制約がある場合でも、それほど利用は難しくないでしょう。やはり費用がかかるという点がネックになるかもしれませんが、プロに依頼するメリットも少なくありません。

最初に挙げられるのはそのクオリティの高さです。自分達で用意した素材を使う場合、どうしてもホームビデオのような稚拙さが残ってしまう可能性が否めません。

しかしながら、プロの場合、CGやイラストなどを組み合わせることでビジネスライクな仕上がりにすることも可能です。場合によってはナレーションや字幕、スロー再生や早送りなども混ぜ込むことで、短時間でも多くの情報を顧客に伝えることができるでしょう。

また視認性が高く、内容が精査されているため目を引きやすく、ブースの客足を多くするのにも役立つはずです。さらに、オープニングやBGM、スタッフロールなどがつくことでより“公式映像”としての価値が高まり、展示会だけでなくホームページ・SNSなどでの活用も見込めるでしょう。

一度制作してしまえばその後はどのようにも転用できますから、コストパフォーマンスは極めて高いと言えます。

 

自社にあったサービスの選び方と注意点

とはいえ外部に委託すれば必ず素晴らしい作品が仕上がるというわけではありません。目的や顧客層を明確にした上で『この映像で達成したい目標』や『伝えたい内容』を予め決めておく必要があります。

相手は映像づくりのプロですが、サービスや企業の詳細まで把握しているとは限りません。より魅力的に見せるためにも、価値や質の高いものであるとアピールするためにも、事前の打ち合わせや構成を決めておく必要があるのです。

それを踏まえれば、業者に依頼するときは料金や納期だけでなく、相手との相性やこれまでに作った作品を見て会社との相性が良いかどうかなども判断しておきましょう。ほとんどの業者がホームページなどにこれまでの作品例やポートフォリオを掲載していますから、それを見ながらサービスの雰囲気や印象とすり合わせるのも良いかもしれません。

 

商品やサービスはそれそのものの価値も重要ですが、販売する人間によって与えられる付加価値も重要な要素となります。そのとっかかりとなるのが展示会であり、売り手としてはその魅力を最大限に引き出してアピールしなければいけません。

口頭やパンフレットでも多くの情報を伝えられますが「百聞は一見にしかず」ということわざもあるように、実際に見てみて始めてその効果や良さが分かることもあります。だからこそ、映像で魅力を売り出すというのは非常に効果的な方法で、積極的に活用すべきマーケティング方法のひとつと言えるでしょう。