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公開日:2020/07/01  最終更新日:2020/07/13

ブランディングが適切な展示会業者を選ぶことが大切

展示会業者には当日の設営やブースの撤去だけでなく、ブースそのもののデザインを任せたいということがよくあります。どこに依頼するかを考えるうえで重要な観点として押さえておきたいのがブランディングに対する見識を持っているかどうかです。

展示会ではブランディングが重要

まず前提として理解しておきたいのがブランディングに力を注ぐのがなぜ重要なのかです。展示ブースを用意して企業の製品やサービス、あるいは企業の沿革や事業内容、経営理念などを参加者に対して知らしめるのが展示会に参加する主な目的でしょう。

場合によってはその場で商談を進めていったり、興味を持ってくれた顧客と連絡先を交換したりすることもあります。展示をして特定の商品やサービスを売るのはもちろん重要なことですが、多くの人に目にしてもらう機会になるのでブランド名を知らしめて知名度を高めるのも大切な観点だというのはイメージできるでしょう。

そのため、ブランディングを意識してブースを作成したり、展示物や備品などを整えたりすることが肝心なのです。業者に依頼してブースをデザインしてもらうのであればブランドについて十分に理解してもらったうえで宣伝効果の高い仕上がりにしてもらわなければならないでしょう。

その意識が欠けているとせっかく出展したのにあまりブランドを知ってもらう機会にはならず、大きな成果は上げられなかったという結論に達してしまうこともあります。

ブランディングの基本的なやり方とは

ブランディングについて見識を持っているかどうかはケースバイケースなので、信用して任せられる展示会業者は自分で見極めなければなりません。そのためには基本的なやり方を理解しておくことが必要で、その基本に則ってデザインをしてくれているなら安心して任せられるようになります。

ブランドについて多くの人に知ってもらうためにはブランドイメージを刷り込むのが最も重要なことだと考えましょう。ブランドカラーやブランドロゴをはっきりと遠くから見ても認識してもらえるようにするのが効果的です。もともと興味を持っていた人には強く印象を残してもらえるようになります。

また、そもそもブランドすら知らなかったという人にもインパクトのあるデザインに仕上げておくことで興味を持ってもらえるようになったり、ブランドカラーなどを潜在意識の中に残してもらえるようになるでしょう。

同じ場所で展示をしている企業との差別化も図っておくとブランドとしての特色を引き立たせることができ、参加してくれた人たちの記憶にも残りやすくなります。このような視点でどんなデザインのブースを提案してくれるかを見てみると依頼先として適切かどうかを判断できるでしょう。

ブランディングの適切さを見極めよう

展示会を通してブランディングに成功するためには適切な水準のアピールをすることが重要になります。誰の印象にも残らないようなブースにしてしまうのは大幅に効果を低下させてしまう原因になりますが、インパクトのあるブースにするのが必ずしも良いというわけではありません。

そのアピール度合いもブランドイメージに直結するからです。ブランドコンセプトがアグレッシブなものなら大きなインパクトを与えられるデザインにするのが適切でしょう。

しかし、落ち着いたデザインを心がけているブランドの場合には激しい装飾をしたブースにするとイメージが崩れてしまいます。どの程度のアピールをするかもブランドイメージに合わせることで本当に大きなブランディング効果を上げられるのです。

業者によっては一辺倒に存在感をアピールできるような仕上がりを目指してしまいがちですが、きちんと適切さの重要性がわかっていればさらに完成度の高いものに仕上げてくれるでしょう。

依頼先の候補にしたところと打ち合わせをするときに、簡単にどんなブースにしようとしているかを早い段階で聞いてみましょう。それがブランドイメージと合っているなら、きちんと顧客のことを考えてデザインしてくれていると考えられます。

打ち合わせを進めていくとだんだんと断りにくくなってしまうので、初回か2回目くらいの打ち合わせで率直に聞いてみるのが賢明です。

 

展示会はブランディングのための重要な機会なので、いかにしてブランドを多くの人に知らしめるかを考えてブースをデザインするのが肝心です。業者に依頼するときには特にブランディングについて十分な見識を持っているかを見極めるのが重要になります。

ブランドカラーを使い、ブランドロゴをはっきりと見えるようにするなどの基本的なやり方を踏襲するだけでなく、全体の雰囲気としてブランドイメージを伝えられるように仕上げられるのが必須です。インパクトをどの程度与えられるようにするか、アピールをどのくらい強くするかといった観点から適切な水準を保ってくれるところに依頼しましょう。