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公開日:2021/05/15  最終更新日:2021/03/08

展示会のブースに最低限必要なものは?業者のデザインやアレンジで魅力的に


企業が展示会に出展する場合は、専任の部署などはなく他の業務と兼務する人が多いようです。通常業務にプラスして、展示会の準備を進めることは、担当者の負担になります。展示会業務の負担を軽減するために知っておくべき、ブースに最低限必要なものは何なのか、集客力を高めるためには、どういったデザインのアレンジの工夫が必要なのでしょうか。

展示会ブースに最低限必要なものは?

展示会の規模は会場によりさまざまで、出店するコマ数によって、かかる費用も異なります。国際的な展示場やドーム系の大規模のものから、公共施設などで行われる小規模のものもあるでしょう。では、展示会の規模の大小に関わらず、最低限ブースに必要なものは何があるのでしょうか。

まずは、商品を展示する「展示台」は必須です。既製品のシンプルな展示台から、業者に依頼しオリジナルで作製したものなど、予算やイメージによって異なります。会場が展示台を貸し出している場合もあり、既製品のものは低コストで済ませられるでしょう。

ほとんどが白や木目調のシンプルなものですが、上質の生地を被せて高級感のあるイメージにしたり、天板を乗せてしっかりした造りに見せたりとコストをかけずに工夫するという手段もあります。

次に、壁紙です。こちらも会場で用意された数種類から選べる場合もあります。その場合は、他と差別化できる色がなく、原色系や無難な色に落ち着いてしまいがちです。独自性を出して集客力を上げたいなら、専門の業者に依頼してブースのテーマを決め、壁紙も全体のデザインとの統一性を持たせることが大切でしょう。

壁紙の他に、ブースの床マットも最低限必要でしょう。こちらも壁紙と同じく展示会場側で用意されていることもありますが、業者に依頼してデザインを統一した方がブースを目立たせられます。

ブースを魅力的に見せるコツは?

展示会のブースは、デザインコンセプトをつくりイメージを統一させることが大切です。最低限必要な展示台、壁紙、床のマットも例外ではありません。その他にも、社名や商品ロゴの入ったメインパネル、商品展示の小物、商談スペースのテーブルとイスなどのアイテムを、コンセプトをもとにして作りこんでいくと、他社と差別化された展示会ブースが完成します。

しかし、すべてを自社内で完結するのは難しく、担当者への業務負担になってしまいがちです。そのような時は、専門の展示会業者に依頼しましょう。展示したい商品のイメージや特徴などを伝えれば、コンセプトを固めたデザインを提案してくれます。

専門の業者なので、会場ごとの特徴や展示会の傾向なども熟知しているでしょう。どこに費用をかけて、どこをおさえればよいのかなどのコツも掴んでおり、コストをおさえてブースを完成させることもできそうです。

たとえば、高級感のあるデザインにする場合、目立つ壁紙や展示台やメインパネルなどは、上質な素材を使用し作り込みます。電飾やライトを効果的に使い、見せ方を変えて上質なイメージを作り上げる手法もあるでしょう。一方、あまり外からは見えないバックヤードやストックヤード部分は、費用をおさえた仕様にするなどの工夫ができます。

専門の展示会業者に依頼するメリットとは?

展示会に関する業務は煩雑なものですが、社内で無理に行おうとせずに、専門の業者に頼むメリットは他にもあります。会場によって持ち込みできる什器のサイズに制限がある、電気を使う際の注意点や搬入・搬出の仕方など、多くののルールが存在するようです。慣れないとルール違反してしまったり設営作業がスムーズに行えなかったりと、思わぬトラブルに発展してしまうことも少なくありません。

頼んでいたサンプルや商品が、時間内に届かなかったというミスが発生することも考えられます。準備を円滑に行って展示会を成功させるには、専門業者への依頼が大切でしょう。展示会は、大型のパネルや小さな商品説明パネルなどのさまざまなツールが必要で、作製や管理業務が膨大です。

専門業者に依頼すれば必要なものを把握し、会場に合ったさまざまな提案もしてくれます。初出展の展示会であれば、展示会の来場者の傾向や他社のブースの様子など、重要な情報も得られるでしょう。展示会に行ってみると、素朴なブースは興味を惹きにくく、逆にスタイリッシュ過ぎるのも入るのを躊躇してしまいがちです。

デザインのコンセプトがしっかりしており、商品とのストーリー性を感じるなど、会場内でも目立つブースは人が集まっています。それは社内で打ち合わせした上で、展示会専門の業者に依頼し、提案してもらった完成度の高いブースかもしれません。

 

展示会出展は、関連する業務が煩雑なものです。知識や経験が少ないと、さらに労力がかかってトラブルに発展する可能性もあるでしょう。他社と差別化されたデザインで、自社商品の魅力を伝えられるデザインのブースにしたい場合は、専門の業者に依頼するとよいでしょう。