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公開日:2020/02/01  最終更新日:2020/02/17

展示会業者選びの基礎知識|コンパニオンの必要性とは

展示会の業者を選ぶときに欠かせないのが、コンパニオンたちの役割です。基本的に華やかな女性が立って商品やブースの案内をするというのが基本ですが、実際は様々な重要な役割を持っています。

展示会で成果を上げるためには必要という考え方もありますが、その一方で不要だという意見も目にします。コンパニオンの必要性とはどういうものでしょうか。

ブースに華を添え、人を案内してくれる

まず、コンパニオンはそもそも華やかなお姉さんがただ立っているだけ、という訳ではありません。展示会のブースに人を呼び、案内してくれる役割があります。 これはそもそもの問題として、展示会に来るのは男性が多いので、若い女性や華やかな女性に興味を持つことが少なくありません。また、そういう人の案内によって様々な業者や業界を知ることや、ビジネスシーンにつなげる事も出来るでしょう。

基本的にこのような役割を持っているので、集客力のない商材や地味な商材の場合は、コンパニオンを添えることでブース全体に花を添えて集客をしてくれる役割があります。

ライバルのブースの方が華やかで人が多いとか、いろいろな人が参加しているという場合は特にこちらも人を集めるため、商材だけではなくブースそのものに華やかさが必要になってくるでしょう。 とはいえ、ただ華やかなだけではなく、そこからさらにいろいろな紹介や商品についての簡易的な説明、サービスについてのある程度の説明までしてくれます。

また、特定のコスチュームで花を添えたり、その企業ならではのオリジナルの雰囲気を醸し出してくれるなど、多くの雰囲気をもたらしてくれるでしょう。 基本的に男性だけだったり地味だという場合、コンパニオンの明るさや華やかさは強力な助けになってくれます。また、華やかな女性がいるブースはやはり明るく見えるので、集客にもプラスになるでしょう。

アナウンスやMCなどの仕事もこなせる

また、コンパニオンそのもので言えば、イベントスタッフとは違った雰囲気を持ちます。というのも、こういった仕事の場合は、何らかのアナウンスやMCなどもこなす事が出来る人がいます。

このような人はナレーターなどの経験を持つため、イベントのための声掛け、実演販売、商品の紹介などをしてくれます。また、何かの説明の時に説明が必要ならその説明を上手に行う事が出来ますし、動画や実演によるサービスによって実際に行う事も出来るでしょう。

このため、イベント会場がそもそも華やかになるだけではなく、より詳しい商品の説明やサービスの解説、イベントを盛り上げることなども出来ます。最近では展示会でくじ引きやガラガラ、ビンゴゲームなどの簡単なゲーム要素を取り入れているところもありますが、こういったところの司会進行をお任せする程度の事ならば、イベントコンパニオンでも上手にこなせます。

気をつけたいのは、こういったMCやアナウンスの仕事をするコンパニオンの場合は、比較的経費がかかる可能性があるということです。費用面で余裕があり、ある程度アナウンスやMC、イベントの司会進行などを行いたいのであれば、華やかで美しいスタッフを準備するのも悪いことではありません。

イベントコンパニオンとイベントスタッフの違い

イベントを行う際、必要な人としては他にもイベントスタッフというのがあります。このイベントスタッフは主に行事や展示会をお手伝いする仕事で、簡易的な案内やパンフレットを渡す、お茶を渡すなどの簡易的な補助業務が基本です。服装もスーツのこともあればカジュアルなこともあり、作業しやすいジーンズなどで来ることも少なくありません。こちらも展示会で業者が進めてくることが多いものなのですが、コンパニオンとスタッフは根本的に違います。

イベントコンパニオンはとにかく花形で、その美しさが重視されます。また、イベント上でも美しい姿でいることが求められますので敷居が高いのです。ですが、イベントスタッフはそこまで外見的な容姿が求められることはなく、一般的な対応がきちんとできること、敬語が使えることなど基本的な所が求められる傾向があります。

また、服装や髪型も華やかでハイヒールにネイルなど、時にメイクのためにこまめに休憩を取ることが多いのがイベントコンパニオンならではの特徴と言えます。一方、イベントスタッフはジーンズにスタッフTシャツやジャンパーなど、服装はそこまできちんと決まっていません。

根本的にスタッフとコンパニオンにはその動きや内容に違いがありますので、どちらも人材が足りない時や人手が足りない時には活用したいものです。

 

イベントコンパニオンは不要、という理論も最近では目にする事がありますが、やはり華やかさや親しみやすさを考えるなら、こういった人を配置することで戦略的に商品などを案内できます。 業者によって得意なところもあれば不得意なところもありますので、よく注意しておきましょう。