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公開日:2019/10/15  最終更新日:2019/10/03

展示会業者は当日配布用のパンフレットの相談も乗ってくれるのか


展示会に出展することで来場者に自社や製品を、より多くの企業や人に知ってもらうことができます。展示会の際、ブースに置くパンフレットの存在も大切です。パンフレットを持ち帰った来場者が知人に見せる可能性もあるからです。展示会専用のものを別途作成するのが望ましく、展示会に合わせたパンフレット作りの相談に乗る業者もあります。

当日配布用のパンフレットの役割

展示会に行けば必ずといっていいほどブースにあるのがパンフレットです。パンフレットは営業ツールとして根強い人気があります。

多くの来場者が訪れ、多くの企業が出展しているため、一人ひとりに説明し時間を割くことができません。興味がある程度の方ですと、パンフレットのみもらって去って行く場合もあるでしょう。

自社のことをわかりやすく説明し、自社製品の印象を与えることができれば、後から興味を持ち、パンフレットを手にコンタクトを取ってくることもあります。本来、口頭で説明することがパンフレットに書かれているので、来場者にもブースにいる社員にも助かるお役立ちアイテムです。

ブースではポスターやインパクトのある映像や音声も用意しています。紙面にコンパクトにまとまった案内は地味ではあっても、集客に確実に貢献します。なぜなら、展示会で配布された印字物は、持ち帰った人だけでなく、その人のまわりにいる人も読む可能性があるからです。回覧性があるだけでなく、薄い紙のため携行性にも優れています。

SNSやインターネットを使っての宣伝・広告も効果的ですが、意外にもインターネットを使わないというターゲット層がいるかもしれません。当たり前のように置かれていますが、置き方や置く位置を工夫するだけで手に取ってくれる人が増えることもあります。デザインや制作だけでなく、そういった細かなことにも展示会業者からアドバイスをもらえます。

展示会業者が伴走し集客に力を貸します

展示会業者の役割は何といっても、依頼を受けた企業の希望に沿いながら、他社ブースとは異なるインパクトのあるブースづくりをすることです。インパクトを狙うだけでもいけません。来場者に興味を持ってもらい、企業や商品が広く認知され、契約が決まるなどの結果に結びついて初めて成功と言えます。

企業らしさを追求し、シンプルかつ大胆なブースづくりが大切です。そのために展示会業者はプランニングの段階から依頼された企業の相談に乗ることもできます。運営から会期中のトラブルにも対応し、撤収作業とアフターフォローまで伴走してくれます。

次回に向けての反省会を行うほどの徹底ぶりなので、もちろんパンフレットの作成にも相談に乗ります。パンフレット一つでも集客効果が変わってくるため、余裕をもって3ヵ月前からの作成が望ましいとされています。

展示会に合ったデザイン、会社に合った物を作成するため打ち合わせの時間が必要です。展示会の時期が迫ると他の手配に時間を割く必要があるため、余裕のある段階で早めに進めておきましょう。

トータルで相談に乗ってくれる展示会業者はありますが、なかには印字物の作成は請け負っていない業者もあります。事前に確認しておきましょう。コストの面でも相談に乗ってもらえますので、印刷物にお金をかけられなくでも、予算内でクオリティの高いデザインを提案してくれます。

海外訪問客を視野に入れましょう

パンフレットを作成し展示会に訪れる方に手に取ってもらうことで、企業を知ってもらうきっかけになります。ですが日本人だけを対象にするのはもったいないでしょう。今では日本国内に住む中国人や欧米人もいます。

日本語が理解でき話せたとしても、母国語や共通語ともなっている英語での印刷物があれば、手に取ってもらえる確率は高まります。英語と日本語両方印字されていれば、外国籍の方、日本の方にも安心して手に取ってもらえます。さらに数ヵ国語の言語を用意できれば、強みにもなるでしょう。

国内のみの販売であるなら日本語だけでも良いかもしれません。ですが世界にアピールしていきたい、海外からの訪問客を対象にする場合は翻訳・通訳のサービスが充実している展示会業者を選ぶ必要が出てきます。

それでなくても英字印刷された配布物が増えている昨今です。自社の製品の認知をどこまで広げるのか、事前に企画を練る必要があります。会場に適応し、アピールポイントを具体的に英語や他国語で表現しなければなりません。

日本語以外の制作物がある業者かどうか、実績があるかどうかを確認して下さい。パンフレットだけでなくWebサイトの作成や通訳等が必要になってくる場合もあります。プランニングの段階で目的やターゲット層を的確に定めたら、英語対応が必要かどうかも視野に入れて考えましょう。新たな顧客を掴むきっかけになるかもしれません。

 

パンフレットはその企業や製品をシンプルに顧客に伝える大切なツールです。これ一つで集客効果が変わってしまうこともあるでしょう。予算内でもクオリティの高いものを作成すれば人目を引くこともあります。

訪問客やターゲット層によっては、英字や多言語の印字物を用意した方が良いこともあります。英語・日本語の印刷物があると海外の方も安心して手に取るかもしれません。