企業や自社商品のことを知ってもらうには、展示会を開催したり参加したりすることが宣伝、顧客とのコミュニケーションの場となります。しかしコロナウイルスの感染が広まる中、適切なコロナ対策ができていなければ、いくら興味がある人でも安心して会場に足を運べません。安心して展示会を開催し集客するためにはどうすればよいのでしょうか。
企業が展示会に出展する意味とメリット
展示会は自社のことや商品を認知させる目的で行うことがあります。ひとつの会社が単独で行うものもあれば、多くのの企業が参加して、数万人単位の来場者を見込んで行う大規模なものもあるようです。また、消費者を対象とする場合もあれば、企業間で行うものもあります。展示会を開催、出展することで、自社や商品の紹介をして来場者に知ってもらうだけでなく、購入や契約に向けてリードをすることもあるでしょう。
企業間では名刺交換を行うなどして実際に商談に進み、契約や購入に至ることが目的です。展示会は宣伝活動のひとつですが、インターネットやチラシなどの宣伝と異なるところは、見込み客と直接会うことができることでしょう。さらに来場者は、企業や商品に興味、関心がある人、または関連企業の人が多いようです。そのため、商品やサービスへの興味をさらに深めてもらい、契約や購入に至るまで導きやすいというメリットがあります。
また、商品やサービスを見たり知ることができたり、パンフレットなども配布できるので、チラシなどの宣伝よりも深く広いターゲットに知ってもらえることもメリットです。さらに、来場者とコミュニケーションをとることで新規獲得の機会が増え、既存の顧客に対しても日ごろの感謝を伝えて、新たな商品やサービスの紹介を直接行うことができることもメリットといえます。
展示会を専門に行う業者について
展示会で目的を果たすには、それなりの準備が必要です。ただ商品を並べるだけではなく、来場者の興味を惹くような装飾やポスター、適切な声かけ、説明のわかりやすさ、来場者のどのような質問にも答えられる人材確保などが重要になってきます。それらの準備をする場合でも、企業が提供する商品やサービスが、どのような人を主なターゲットとしているのか、ということを認識したうえで準備を行う必要があるのです。
どのような人や企業をターゲットにし、そのためにはどのようなスペースや場所で開催をすればよいのかというところから始め、展示物や配布物、アンケート、ノベルティなどの準備をする必要があります。さらに、ターゲットにとってわかりやすい説明や、質問の答えなどプロモーションを用意しておく必要もあるでしょう。このように、会場を借りたり配布物などを作ったり人材を集めたりするだけでも、展示会を開くには多額の費用がかかります。
多くの費用をかけて展示会を開催するので、新規顧客の獲得や既存客の継続という目的を果たさなければなりません。そこで頼れるのが、展示会の専門業者です。多くの展示会を実施しているので、依頼される企業がターゲットとする顧客に合わせた会場のデザインや演出、プロモーションなど、展示会をトータルサポートする業者がいるのです。
コロナ禍の展示会も専門業者にお任せ
展示会を行うことは、企業について知ってもらい顧客を獲得するうえで重要なイベントですが、コロナ禍の中で多くの来場者を集めて行うことは困難です。いくら入場の際にマスクを必ずつけてもらって体温を測りアルコール消毒をしても、無症状のまま来場している人がいれば、近くにいる人に感染する可能性があります。
つまり、来場者の中でコロナ感染者がいない可能性はゼロではないのです。そのため、ソーシャルディスタンスをとって展示会を進めていく必要があるでしょう。しかし、展示会はずっと決められた席に座って見ているだけのイベントではありません。そのため、どのようにコロナ対策をすればよいかということは悩みどころでしょう。
しかし、そのようなときもプロの業者に相談することで、適切なコロナ対策を提案してくれることが期待できます。コロナ禍の中でも展示会の実績を積んでいるので、コロナ対策をしたうえでの開催方法を熟知している可能性があるのです。コロナ対策の中でも多いのがwebを使った展示会で、コロナ拡大前に開催されていたイベントのノウハウを活用したうえで、インターネットを駆使して集客しています。
また、感染対策用のツールを活用する業者もあり、それぞれの業者で工夫しているようです。それらの中で、自社に合った方法でイベントを開催できる業者を探して、徹底したコロナ対策を行い、安心して来場できるようにすることが重要だといえるでしょう。
企業にとって展示会は顧客を獲得できる大きなチャンスです。開催には多くの準備が必要で費用もかさみますが、出費を上回る成果を上げるためには、専門業者に依頼をすることもひとつの方法です。コロナ禍の中で開催するとなれば、安心して来場できる適切なコロナ対策が必要なので、悩んだときは実績の多いプロに相談して依頼するとよいでしょう。
